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千葉県白井市を拠点に一般住宅からマンション、店舗、テナントなど、幅広く電気工事を手掛けている和興電業株式会社です。

地震や台風といった災害時には、しばしば停電が発生します。電力の供給が絶たれるとあらゆる電気機器が停止するため、企業にも甚大な損害をもたらすでしょう。

ここでは、災害による大規模停電が企業活動に及ぼす影響について解説します。

■災害時に停電が起きる原因

災害時に停電が発生する場合があることはよく知られており、実際に経験したことのある方も多いと思われます。では、具体的に何が原因で停電が発生するのでしょうか? 停電を引き起こす主な災害を見ていきましょう。

・強風

飛ばされてきた飛来物や倒木によって、電線が損傷・切断されることで停電が発生します。あまりにも風が強いと、電柱や送電鉄塔が薙ぎ倒されるように倒壊することもあります。

・大雨、洪水

電気設備が浸水し、故障してしまう可能性があります。山地や丘陵地では、土砂災害による電柱・電線の損傷も警戒しなければなりません。

・落雷

変電所や送電鉄塔、電柱などに雷が落ちることで、送配電設備が故障して停電が発生します。直撃した施設・設備だけでなく、その周辺にも影響が及ぶ「波及事故」につながるケースもあるのが怖いところです。

・大雪

電線に大量の雪が付着することで損傷し、停電につながります。周辺に樹木があると、それらが雪の重みで倒れてしまい、電線や電柱に接触して損傷を招くこともあります。

・地震

強い揺れや地面の液状化によって、電柱や送電鉄塔、変電所、さらには発電所までもが倒壊・機能停止するおそれがあります。地中に埋設されているケーブルの損傷にも注意が必要です。

・火災

火災により送配電設備が損傷し、停電が引き起こされます。地震の2次災害として発生することもあるため、地震自体に耐え切っても油断はできません。

このように、停電は実にさまざまな災害によって引き起こされます。災害による大規模停電が発生した実例をいくつか挙げると、まず2011年の東日本大震災。そして2016年の熊本地震や、2018年の西日本豪雨、2019年の台風15号・19号などがあります。

直近では2021年7月、台風8号の影響により埼玉県の広い範囲で停電が発生し、12万軒以上に影響が及びました。原因は、変電所への落雷によって火災が発生したことだと見られています。日本はもともと自然災害が多く、近年では異常気象も増加しているため、いつどこで大規模停電が発生しても不思議ではありません。

■災害時の大規模停電が企業に与える影響

災害時に停電が発生すると、当然ながらほぼすべての電気設備が使えなくなります。この際、企業はどのような影響を受けるのでしょうか。

まず、オフィスや工場の照明が消えてしまいます。昼間でも薄暗く、夕方以降は真っ暗になって歩くのも危険になるでしょう。そもそも、電子機器類はすべてシャットダウンされて使えなくなり、工場の機械も稼働できなくなるため、大半の仕事ができなくなってしまいます。

また、エアコンや換気設備なども停止し、空気環境が悪化して居心地が悪くなります。特に、真夏や真冬にエアコンが使えなくなるのは大きな問題で、命に関わることも珍しくありません。パソコンやスマートフォンの充電もできず、カードキーやエレベーターも使用不能になり、移動や連絡に支障をきたすでしょう。

さらに、オフィスビルの場合は水を供給するポンプが停止し、水道まで使えなくなります。病院や介護施設であれば医療機器も使えなくなるため、患者や入所者の生命が危険にさらされます。信号や電車が止まって交通も麻痺するので、従業員の帰宅・出勤が困難になる場合もあるでしょう。

つまり停電は、事業活動の停止とほぼイコールであり、時には従業員などの命にも関わる問題なのです。復旧まで何日もかかることは珍しくないので、会社と従業員を守るためにも、万が一に備えてしっかりと対策をしておく必要があります。

■2次災害と安全を守るための注意点

1次災害は、地震など災害によってもたらされる直接的な被害のことで、2次災害は、1次災害をきっかけに被害が連鎖的に発生する災害現象のことです。

地震や台風といった災害を止めるのは不可能で、そこから引き起こす2次災害の代表的な火災、停電やライフラインの寸断なども完全に防ぐことはできません。したがって企業では、2次災害が起きることも前提として対策を打つ必要があります。

万が一、被災した場合でも、電源の早期復旧が望まれます。なぜなら重要となるのが、情報伝達手段を確保することです。電話やメールが使えれば、社員や家族の安否確認、消防・救急への連絡、取引先や顧客との相談・報告など、いろいろな情報伝達を行えます。

特に近年では、企業の社会的責任が大きくなってきており、災害発生後に早期復旧し地域住民の支援を行う企業が増えています。信頼される企業になるためにも、電源復旧を早期に行えるかが鍵となります。事前に電気の災害対策や早期復旧するためにも、まずは電気の専門業者に相談しましょう。

和興電業は「街の電気屋さん」として、千葉県白井市を拠点に地域密着で50年以上電気工事に携わってきました。豊富な経験に基づく高い技術力を活かし、現場の状況やお客様のライフスタイルを考慮した、最適なプランをご提案させていただきます。東京電力優秀電気工事店認定も受けておりますので、電気工事のことなら安心して当社にお任せください。